運動

空手 下段払いのやり方

ゆるからの参加者は、ほとんどが空手初心者です。毎月第四月曜に行っている講座で平安初段形に挑戦中です。
まずは「下段払い」と言ったところで参加者の方に「ゲダンバライ?」という顔をされて、説明不足だったと反省。
ということで、下段払いについて。

下段払いとは、下段(腰から下)を攻撃してきた相手の腕や蹴り足に対して、腕を斜め下へ払うようにして受ける技です。始める時の構えや移動の方向転換時の動作です。

ゆるからでは、肩回りの可動域を広げ足腰を鍛える運動として活用しています。

上段中段下段の説明

 

 

上段・中段・下段のうち
上段は首から上
中段は首から腰
下段は腰から下

 

 

 

 

 

左下段払いの場合
左拳の甲を外向きに右耳横にもっていき、右手は甲を上向きにして斜め下に出します。
左腕は肘を中心に斜め下へ振り下ろし拳の甲を上向きにします。
右手は拳の甲を下向きにしながら脇を擦るように引いて腰の横にもってきます。
右下段払いは左右逆に行います。

下段払いのやり方
①両脚を肩幅に開き八字立ち

下段払い八の字立ち

② 左拳の甲を外向きに右耳横にもっていき、右手は正面からの攻撃を防ぐため甲を上向きにして斜め下に出します。
下段払い

③ 左足を一歩踏み出し前屈立ちする時に体を半身にしながら、左腕は肘を中心に斜め下へ振り下ろし、右手は拳の甲を下向きにしながら脇を擦るように引いて腰の横にもってきます。重心は前足6割、後ろ足4割。
前屈立ち下段払い片足を出して前屈立ちになる時、大腿四頭筋(太ももの前部分)がすごく鍛えられます。

前屈立ち下段払い横

前に出した手を引く(引手)時、肩甲骨を意識して行うことで肩回りの可動域を広げます。

最初はゆっくり慣れてきたら引手を早くしたり、踏み出す足の歩幅を肩幅の倍ぐらいにするなどで負荷を大きくすることもできます。

人生100年と言われている時代、豊かで楽しみのある生活をするためには健康が大事!と考えています。健康寿命を延ばすためにどうしたらいいか?運動や食事のこと、親を介護した経験から認知症予防にも役立つ情報、そしてちょっと空手に関する話など載せていきたいと思っています。

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